今回は刺身包丁を切付け包丁に型直しするという依頼です。
最初にご本人から電話でのお問い合わせがあり、その時にいろいろと
作業の手順や配送、支払い方法などの説明もさせていただき
お客様のご要望も伺えましたので、後のやり取りも非常にスムーズに進みました。
先輩から譲り受けたという刺身包丁。
下の写真のような形にしてほしいとの事。
マジックで包丁に線引きをするか、型紙を同送してくださいと事前にお願いしました。
銘を消して、柄の交換もして欲しいとのご要望。
水牛柄は白っぽいものでと・・・
※こちらは天然の素材ですのでお客様のご希望の答えられない事もあります。
▼下の写真: 刃の型直し → 研ぎ直しをして柄を入れる前
左の白い水牛柄:新たに取り付ける柄
右の黒い水牛柄:今回取りはずした柄
また違う用途で使う包丁に再生しました。
銘も綺麗に取れました。
後日、お客様から思っていた以上の出来で満足ですとの電話を頂き
こちらも嬉しくなりました。